新潟市にある歯医者【竹内歯科クリニック】です。歯周病に悩む方も多いですが、歯周病はなぜ起こるのか原因をご存じでしょうか。また、口臭や糖尿病など、歯周病は身体のあらゆる箇所に悪影響を与えます。
こちらでは、歯周病の原因や検査を受けるべきタイミング、歯周病が影響を及ぼす主な疾患例などをご紹介します。歯周病による疾患を防ぐためにも、早期の検査が大切です。

◇歯周病の原因とは?早めの検査が大切!
歯周病は、どのようなことが原因で起こるのでしょうか。もちろん、早めの検査が大切ではありますが、検査を受けるべきタイミングがわかりにくいと感じている方もいるでしょう。
こちらでは、歯周病の原因や検査を受けるべきタイミングについてご紹介します。
・細菌感染が原因
歯周病は、細菌の感染が原因で起こる炎症です。歯と歯茎の境目まで磨きが行き届いていないと歯垢が溜まり、歯垢の細菌が原因で腫れや赤みなどを引き起こします。
つまり、歯周病の主な原因は、歯磨きが足りず歯垢が溜まってしまうことにあります。また、ストレスや喫煙なども歯周病が進行する要因となることがあります。
・検査を受けるべきタイミング
歯周病は、痛みのようにはっきりと分かる自覚症状がほとんどありません。もし、以下のような症状が見られた場合には、歯周病の可能性があります。日頃から注意してチェックしましょう。
・口臭が気になる
・寝起きに口の中がねばつく
・歯磨きをすると出血する
・歯肉が腫れている
・歯肉が下がって歯が見える範囲が広がったように感じる
・歯肉を押すと出血や膿が発生する
・歯の間にものが詰まりやすくなった
・歯が浮いたような感覚を覚える
・歯並びが以前と変わったように感じる
・歯の揺れや動きなどを感じることがある
歯周病は、年齢問わず誰でも起こりうるものです。放置すると、後にご紹介する疾患を引き起こす恐れもあります。違和感や何らかの異常があれば、すぐに歯科クリニックでの検査を受けましょう。
◇口臭や糖尿病?歯周病が影響を及ぼす主な疾患例!
歯周病は歯や歯茎だけに影響するものではありません。炎症が続くと、全身に影響する可能性があります。こちらでは、歯周病が影響を及ぼす疾患例をご紹介します。
・口臭
口臭は歯周病によるあらゆる症状のなかでも、特に分かりやすいものです。口臭の原因は様々ありますが、特に多いのが歯周病だといわれています。
歯周病を引き起こす細菌は、硫化水素やメチルメルカプタンといったガスを発生させます。このガスが口臭の原因です。歯周病が進行して常に膿が出る状態になると、より口臭が悪化してしまいます。
・糖尿病・冠動脈心疾患
歯周病は、糖尿病を悪化させる恐れがあります。これは歯周病によって生じる物質がインスリンの機能低下につながるからです。
また、歯周病による炎症は、冠動脈心疾患を進行させてしまう可能性もあります。動脈硬化が進む原因の一つが歯周病です。細菌が心臓に到達してしまうと、細菌性心内膜炎を引き起こしてしまうこともあります。
・誤嚥性肺炎
誤嚥性肺炎とは、食べ物などを誤って気管・肺のほうへ飲み込んでしまうことで起こる肺炎です。通常は、咳によって気管への異物混入は防止されますが、高齢になるとその機能が衰えていきます。
食べ物などと一緒に歯周病の細菌を飲み込み、気管から肺へ入ってしまうことで、誤嚥性肺炎が発症してしまうケースがあります。
◇まとめ
歯周病は早めに検査をして治療を受ける必要があります。全身の疾患を引き起こしてしまうこともあるため、軽視せず症状や違和感が見られたらすぐに歯科クリニックに相談しましょう。
新潟市にある歯医者【竹内歯科クリニック】では、歯周病を含む歯のトータルサービスを提供しております。子どもから大人まで対応可能です。疑問点や不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。歯周病のほか、かみ合わせや矯正、インプラントなど、口腔全般に対応しております。丁寧にカウンセリングを行いながらご説明し、納得いただいてから治療を行うようにしております。