新潟市にある歯医者【竹内歯科クリニック】です。歯科矯正の痛みは「歯が動くとき」「装置が当たるとき」に起こりやすいです。痛みがある場合は、早めに担当医へ相談することが大切です。今回のコラムでは、矯正治療時の痛みや対処法について知っていきましょう。

◇歯科矯正における痛みについて
「歯科矯正は痛い」というイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。矯正治療で痛みが起こるのは主に以下の4つのときです。
・歯が動くとき
・ものを噛むとき
・矯正装置が当たるとき
・歯茎に炎症が生じたとき
◇歯が動くときの痛み
歯科矯正は、矯正装置を使って歯に力を加え、少しずつ正常な位置に動かす治療法です。歯が動くときに炎症反応が起こり、それが原因で痛みが生じます。痛みの度合いは人それぞれですが、「歯が浮く」「歯が疼く」などの違和感がある人が多いようです。
この痛みは歯の動き始めが最も強く、矯正装置をつけてから2~3日がピークになります。その後少しずつ和らぎ、10日程でおさまることがほとんどです。あまりにも痛みが辛い場合や10日以上経ってもおさまらない場合は、担当医にご相談ください。矯正装置を調節することで痛みが緩和される場合があります。
「患部を冷やす」「鎮痛剤を使用する」など痛みを和らげる対処法もありますが、状態によっては治療の妨げになります。自己判断せず、必ず医師に相談することが大切です。
◇ものを噛むときの痛み
矯正装置をつけた直後やワイヤーなどの調整をしたときは、ものを噛むときに痛みを感じる場合があります。「歯が動くときの痛み」と同様に、装置が歯に力を加えることにより炎症反応が起こるためです。
痛みがあるときは、なるべく硬いものは避けて、煮物・豆腐・お粥などの柔らかい食べ物を選択するようにしましょう。
◇装置が口内に当たる痛み
ワイヤー矯正の場合、ワイヤーの先が舌や歯茎に当たることで痛みや違和感が生じることがあります。粘膜を傷つけて口内炎を起こす場合もあります。
このような痛みを和らげるためには、歯科矯正用のワックスが有効です。痛みのある部分にこのワックスをつけることでクッションになり、粘膜への刺激を和らげます。
また、細いワイヤーを選択したり、ワイヤーの先端を歯側に折り曲げる処置をしたりすることでも痛みを軽減できます。
ワイヤーを使わないマウスピース矯正なら、装置による痛みは起こりにくくなります。治療開始前に担当医と話し合って自分に合った矯正方法を選択することが大切です。
◇歯茎に炎症が生じたときの痛み
歯科矯正中は装置や歯に汚れがつきやすく、歯肉炎・歯周病・虫歯のリスクが高まります。
丁寧な歯磨きを心がけるのはもちろん、歯や歯茎に違和感や痛みがある場合はすぐにクリニックに連絡して診察を受けましょう。
◇歯科医に相談しよう
歯科矯正で生じる違和感や痛みは、長くても10日ほどでおさまることがほとんどです。しかし、痛みの感じ方には個人差があります。「辛い」と感じたら遠慮なく担当医に相談してください。
歯科矯正は、通常の治療と比べて長い時間と高額な料金がかかります。安心して治療を受けるためにも、不安や疑問はそのままにせず質問することが大切です。
竹内歯科クリニックでは丁寧なカウンセリングを行い、それぞれの患者様に合った治療法をご提案いたします。
歯科矯正をご希望の方はすぐにクリニックに相談しましょう!
歯科矯正後に痛みが発生するときは、「歯が動くとき」「ものを噛むとき」「矯正装置が口内に当たるとき」「歯茎に炎症が生じたとき」です。
「歯が動くとき」「ものを噛むとき」の痛みは、10日程でおさまることがほとんどです。痛みが長く続く場合や激しい痛みがある場合は、担当医に相談しましょう。
「矯正装置が口内に当たる」ことで生じる痛みは、矯正用ワックスの使用やワイヤーの調整で緩和することができます。また、マウスピース矯正を選択するなど、事前のカウンセリングで自分に合った治療法を相談することが大切です。歯科矯正中は口内に汚れが溜まりやすく、歯周病・歯肉炎・虫歯などのリスクが高まります。「歯が動くとき」とは違う痛みや違和感があるなら、すぐにクリニックに連絡してください。
◇まとめ
歯科矯正は、通常の治療よりも時間と料金がかかります。満足のできる治療結果を得るためにも、担当医に気軽に相談できる関係を築くことが重要です。
竹内歯科クリニックでは患者様とのコミュニケーションを大切にしており、不安や疑問を相談しやすい雰囲気を心がけています。矯正歯科をお考えの方は、新潟市にある歯医者【竹内歯科クリニック】へお気軽にお問い合わせください。